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海賊×海賊

アンジェリクの中でも「海賊」という言葉は大きなキーワードになっています。「海賊」…なぜかワクワクしてしまいませんか? 実在から創作まで世界中の「海賊」を集めてみました。(17世紀関係なし)

 フランシス・ドレイク 実在     1543?-1596

エリザベス1世好きの管理人なので、ドレイク船長はお気に入りの海賊です。
フランシス・ドレイクは奴隷貿易を生業としていましたが、やがて自分の船を持ち船長となるとスペイン船を襲う海賊行為を始めます。
フランシス・ドレイク 三十台には「エル・ドラク」(竜)という仇名で新大陸中にまで知れわったるほどの海賊となっていました。 超人的な強さが人間ではありえない、とスペイン人達の恐怖の対象となっていたのです。

なによりフランシス・ドレイクの特記すべき点は、エリザベス女王の手によりナイトに叙され、貴族となった点でしょう。
エリザベスが女王に即位した時にはイギリスは借金地獄。王室領地まで切り売りせねばならない有様でした。
そこでドレイクはエリザベス女王や貴族達をスポンサーに「私掠免許 マルク」(他国の財産を横取りしても許される、という無茶苦茶な免許)を得ると 1577〜80年にゴールデン・ハインド号でスペイン植民地への攻撃、略奪の遠征を行い、そのついでに人類2番目に世界一周を成し遂げました。(一番はマゼラン)
そして母国に帰港した時、ドレイクは50万ポンド以上、今の貨幣価値にすれば国家予算並みの財産を手にしており、その一部でイギリスの借金は 全て支払われました。
エリザベス女王はよほど嬉しかったのでしょう。
スペインとの外交も無視して「エル・ドラク」に「サー・フランシス・ドレイク」と名乗る権利を与えたのでした。

ドレイクは有名な「アルマダの海戦」で活躍した後、五十台半ばで海賊らしく船上で最後を迎えています。


 ウィリアム・キッド  実在    1645-1701


「お宝探し」といえばキッド!キャプテン・キッドという俗名の方が有名かもしれません。
キャプテン・キッドがどこかの島に財宝を埋めたという伝説は、ロバート・ルイス・スティーブンソンにインスピレーションを沸かせ、 「宝島」の執筆にも一役かっています。ウィリアム・キッド

キッドは始めまっとうな貿易船の船長でしたが、当時横行していた海賊による略奪行為に悩まされていたスコットランドは、 財力もあり、海上経験も豊かなキッドに海賊駆除を依頼しました。
キッドは資金を貴族達から集め、新しく手に入れたアドベンチャー・ギャリー号と乗組員を率いて航海に旅立ちますが、実際はじめてみると 国家の委任を受けた仕事はそれほど実入りのいい仕事ではありませんでした。
スコットランドから給金が与えられるわけでもなく、獲物を捕らえられなければ多く雇った船員に給金を与えることもできません。

壊血病やコレラで連れてきた乗組員を失うなか、キッドは“目には目を、海賊には海賊を”の精神からか?!明らかに怪しげな船員を雇い入れ、 次第に海賊ではない貿易船にまで手を出すようになっていきました。
「手当たり次第に船を襲おう」と提案する部下ウィリアム・ムアと争いになり、彼を殺している事などからもキッドが 喜んで海賊になったとは思えませんが、結局キッドは海賊となり、イギリス東インド会社の商船ケダー・マーチャント号を襲って莫大な富を手に入れると、彼の首には 懸賞金が賭けられました。

ケダー・マーチャント号から莫大な配当金を手にした部下は、すでにキッドのもとから去っており、キッドを裏切りさえしました。
結局キッドは海賊からは海賊と認められずにいた“孤独な海の男”であったのかもしれません。
キッドはニューヨークで捕らえられ、ロンドンで絞首刑。死体はテムズ河岸に曝されました…


 エドワード・ティーチ(黒髭)  実在    1680?-1718

樽に体を突っ込まれ、剣が刺さったらポーンと飛んでいく、あのお茶目な「黒ヒゲ危機一髪」のオジサンはエドワード・ティーチがモデル?! ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」の海賊もエドワード・ティーチがモデルだそうです。

エドワード・ティーチ エドワード・ティーチは残忍で豪快、海賊にさえ恐れられた大海賊ですがその生い立ちなどは詳しくわかっていません。
名前を幾通りも使い秘密主義であったティーチ。「エドワード・ティーチ」でさえ本名であるのか知れないのです。
戦いの際、エドワード・ティーチはその大きな体いっぱいに短剣や銃を仕込み、凶悪な人相が隠れるほど 蓄えた「黒髭」に硫黄を染みこませた大麻を結い込み、そこに火を灯しました。その姿は悪魔そのもの、そんな彼ですが、女性には優しかったと いわれています。十四人の女性を妻に持ち、最後の妻は16歳の少女でした。

エドワード・ティーチはヴァージニア知事によって編成された討伐隊の指揮官ロバート・メイナードとの死闘によって、その恐怖に満ちた生涯を終えました。
5つの銃創、20を越える刀傷を受け、首を刎ねられるといった実に黒髭らしい豪快な最後でした。


 アン・ボニーとメアリー・リード 実在     (アン)1697-1720(メアリー)1690-1721

アン・ボニー 親友同士の女海賊アンとメアリー。こんな生き方が実際にあったのだから事実は小説より奇なり!

アンはアイルランドで生まれましたが、母親は妾であったため醜聞から逃れるように一家はアメリカ、チャールストンに移住しました。
当時のチャールストンは海賊達の巣窟、アンは彼らに憧れ、おおよそ女性らしいとはいい難い活発で少し凶暴な性格に育ちます。 そして16歳の時、アンは海賊ジェームズ・ボニーの妻となり海賊の仲間入りを果たしたのです。

ジェームズとアンはニュープロビデンスで生活を始めますが、アンの心はすぐに夫から離れ、アンはニュープロビデンスの大海賊ジャック・ラカム の恋人となりました。
そして女性が搭乗することはご法度だった海賊船に男装 をして搭乗したのです。

ある時アンは、ラカムの海賊船が拿捕したオランダ船の乗組員の中に小柄で美しい少年がいるのを目にします。 たちどころにその少年に恋をしたアンは彼を誘惑しますが、少年はアンの希望をかなえることはできませんでした。なぜならその少年こそが 男装したメアリーであったためです。
メアリーは生きるために幼少から男装をし続けてきた女性でした。女性では稼げないので男装をして軍隊に入ったり、商船に乗り込んだりして 糧を得ていたのです。アンとメアリーは互いの正体を知ると大親友となりました。

アンはピストルの名手、メアリーは剣術の名手、二人は男顔負け、男達にさえ恐れられる存在でしたが、1720年に海賊ラカム達と共に 捕らえられた時には“女”を武器に刑を免れています。
アンもメアリーも二人そろって妊娠中だというので死罪の延期が認められたのです。
アンはその後釈放されたという説がありますが、メアリーは牢獄の中熱病で亡くなっています。


 アレクサンダー・セルカーク  実在    1676−1721

デフォーの「ロビンソン漂流記」のモデルとなった海賊です。

セルカークはスコットランドの革職人の息子として生まれました。 セルカークの性格は乱暴で跡を継がせようとする父親とも諍いが絶えず、彼は逃げるように海の男となりました。
彼はイギリスから許可を得た私略船シンク・ポーツ号に乗り込むとウィリアム・ダンピア船長の指揮の元、スペイン、ポルトガル船を 襲う海賊となります。

アレクサンダー・セルカークが不幸であった点は彼自身は有能な水先案内人であったにも関わらず、ダンピア船長が有能なキャプテンではなかった点でした。 ダンピア船長は嵐の時期に船を出し、シンク・ポーツ号は強風に流され進路から外れます。
船は激しく損傷し、乗組員の命は危険に曝され、何人かはうみの藻屑となり、悲惨な航海の結果に乗組員の間で反乱の相談が進められました。 セルカークはダンピア船長に暴動の可能性を警告しますが、船長は聞く耳を持ちません。
シンク・ポーツ号が南太平洋のファン・フェルナンデス島という無人島に寄航した際、セルカークは船の補修を十分に行い、休息を取るように船長に進言しますが、 セルカークを嫌っていたダンピア船長は彼をこの無人島に置き去りにしました。

無人島でのアレクサンダー・セルカークの暮らしぶりは「ロビンソン漂流記」の内容と酷似しているように思います。 「ロビンソン漂流記」でのクルーソーの生活描写は作者のデフォーがセルカークから直接話を聞いたのかと思うほど、現実的で細やかです。
二人は同時代人だから話す機会があったとしてもおかしくはないのですが、残念ながらその事実はないそうです。

セルカークは4年後イギリスの私略船によって保護され、母国に戻ることができました。 でもやっぱり海の男。再び航海に出航、船上で命をおとしています。


 フック船長  「ピーターパン」

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ピーターパン・アニメ フック船長の影響でか、海賊といえば義手、義足、義眼。フック船長の手はワニに食べられたため、フック状の義手になっています。
フック船長の天敵はピーターパンとワニ。ワニを極度に恐れる船長の様子が滑稽です。

ネバーランドは子供達の国…その国に大人のフック船長と海賊達がなぜいるのか。きっとそれは子供にとって、海賊が恐怖の 対象でもあり、憧れの対象でもあるからではないでしょうか?!つまり子供達のために海賊フック船長は存在しているのです。

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ピーターパン・実写

レスカトール船長に憧れるアンジェリク読書もネバーランドに行けるかもしれません。

実写版「ピーターパン」のフック船長を演じるのはジェイソン・アイザック。
豪勢な衣装がとてもお似合いで可愛らしい子役達に負けない存在感、ウェンディーの父親役と二役であるのも見どころです。


 ONE PIECE  漫画、アニメ

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ONE PIECE
ルフィー率いる「麦わら海賊団」が大活躍の超有名漫画&アニメですね。
実は管理人見ていないので内容わかりません(汗)…昔は漫画ばっかり読んでいたのに…若者の会話についていけない…


 パイレーツ・オブ・カリビアン  映画
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Johnnyポスター ディズニー映画らしい楽しい作品。
骸骨ウジャウジャ出てきますが、みんなカワイイ。特に ジョニー・ディップ扮するジャック・スパロウ船長が二枚目な三枚目役でキュートです。

17世紀を舞台としているので、嵐にあう帆船の様子、船内の雰囲気などはアンジェリクの航海を思い描く手助けにもなります。


 エメラルドの海賊  漫画

木原 敏江さんが漫画版「アンジェリク」を発表される以前に描いた海賊モノ漫画です。
劇中にはエメラルドの瞳をもつ黒髪の海賊、金髪で行動力のあるヒロイン、フィリップという名の青年が登場し、 「アンジェリク」への前章戦ともいえる作品。
管理人未読の為感想は述べられませんが、興味を持たれた方は古本等で探してみて下さい。




 レスカトール  アンジェリク登場人物

アンジェリク読者なら海賊といえばこの人!レスカトールはスペイン語で「贋金使い、贋金作り」の意味です。
黒仮面と派手な噂に包まれた謎の大物海賊。モロッコのサルタンの兄弟とも、スペイン人ともムーア人とも、フランス人とも言われ、 彼が仮面をとった姿は誰も見たことがありません。
アンジェリクを三万五千ピアストルで競り落とします。

 黄金ひげ  アンジェリク登場人物

その風貌から名づけられた海賊黄金ひげ。
フランスから正規の免許状を得た私略船ハート・オブ・メアリー号の船長。 インドで海賊からさらわれたモガル大帝の娘を救出し大金を得、イギリス海賊の大司令官モーガン船長とともにスペインと戦ったのち、ハート・オブ・メアリー号 を手に入れました。アンジェリクと黄金ひげには過去の因縁が…

 メゾ・モルト  アンジェリク登場人物 実在

イタリアのカラブリア出身の海賊で、アルジェリア提督として貴族に列せられました。
1683年にルイ14世は特別討伐艦隊を派遣して彼を捕らえますが、フランスに敵対しないことを条件に開放されるとすぐに彼はアルジェリアのデイを 占領、ラジ・フセインの名でその地を支配しました。1698年死亡。  アンジェリク7 解説より



スティーブンソン「宝島」 より
北北東より一ポイント北に位して、
遠眼鏡の肩、高い木。
髑髏島東南東微東。
十フィート。
銀の延べ棒は北の隠し場にあり。
東高台の傾斜面にて、黒いごつごつした岩に面して、その十尋南のところに見いだすを得。

武器は、北浦の岬の北方、東に位し四分の一ポイント北に寄れる砂丘に容易に見いださる。

         J・K


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